1. ほくろ
:「ほくろ」は正式には「母斑細胞母斑(ぼはんさいぼうぼはん)」または「色素性母斑(しきそせいぼはん)」といいます。 多くは、メラニン色素を作る細胞の集まったもので、細胞の量や色素の量で見た目も色々です。色素が中心になれば黒くて平らに見えますし、細胞が中心になれば肌色で盛り上がって見えます。また、一見、同じように見えても中には「異型母斑(いけいぼはん)」や「悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)」などと区別が難しいものも含まれますので注意が必要です。
「ほくろ=母斑細胞性母斑(ぼはんさいぼうせいぼはん)」
:小さいものでは点上のものから大きくなれば数cmのものまで色も形も様々です。基本的には左右対称で色が均一なものが一般的です。ただし、足の裏や掌などは日本人のホクロの癌=悪性黒色腫=メラノーマが多い場所ですので注意が必要です。当院では視診とダーモスコープをつかい、診察を行っていますが、病理検査が必要な場合は連携病院へ紹介させて頂いています。
:テレビのお笑い番組やコントなどで「おじいさん・おばあさん」に扮するとき顔に斑点を描くことが多々あります。年齢とともに顔や頭などに茶色や黒の斑点やいぼの様なものがたくさん出てくる方がいらっしゃいます。これがいわゆる「年寄りいぼ」で、正式には「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)=老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)」といいます。
:原因は遺伝的にできやすかったり、光老化が関係していると言われています。顔・頭や手の甲などに多く、人によっては体にもたくさんできます。同じように見えても中には別な腫瘍が混在していることもありますので、正しく診断することが必要です。当院では、視診とダーモスコープをつかって診察をし、液体窒素や塗り薬による治療を中心に行っています。
